遠かった山形

富山から鶴岡へ車で行ってきました。高速が新潟の中条ってところまでしか通じておらず、そのあとはひたすら一般道を走り、休憩を含めて7時間くらいで山形の鶴岡へ到着。朝4時前に出発したんですよ。早起きは辛いですね。
まずは松ヶ岡へ行き蝉しぐれ資料館を見学。すぐ近くの蝉しぐれのオープンセットも見にいきました。前日に映画「蝉しぐれ」を見ておいたのでとっても興味深く楽しむことができました。左がふくの家(小柳家)、右が文四郎の家(牧家)です。ふくの家の中は藁や材木などが積んであり、家としての体をなしていませんでしたが、文四郎の家はちゃんと畳が敷いてあり、いろりがありました。思ったよりもこじんまりした施設で、ほかに観光客がいなかったのは平日だったせいでしょうか?

それから羽黒山にむかいました。映画では文四郎の父が切腹させられる寺の前として出てくる長い石段があります。本当は羽黒山の頂上へ向かうための2000段以上ある長い石段なのです。私はほんの最初のところまでしか行きませんでした。木造の五重塔があるんです。とりあえずそれだけ見れればいいや、と思ってしまいました。根性なしです。。。写真が横向きになっちゃいました。。。

あと、写真はありませんが、旧風間家住宅がとっても良かったです。庄内銀行はこのお屋敷から始まったそうです。とても大きなお屋敷で、銀行だったときの名残の金庫なんかもあります。奥の小座敷は蝉しぐれのラストでおふく様と文四郎が再会したシーンで使われています。広くて重厚で歴史を感じさせる立派な建物。見ごたえがありました。

鶴岡で一番おいしかったのが「麦切り」。いわゆる手打ち饂飩なんですが、ものすごく美味しかったです。冷たい麺をつゆにつけていただきます。あれはもう一度食べたいです。さぬきうどんもおいしいけど、麦切りはまた違う味わいがあります。喉越しがとってもいいんですよ。ツルツルで弾力とコシがあって。。。夢に見そうです(笑)
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