証券新報セミナー

午後からは渋谷に移動して無料セミナーに参加してきました。キリン堂会社説明会もついてて、この会社からのお土産がありました。機能性ウォーターとドライクランベリー。値段としては午前中にもらったパルコの方が上でしょうけど、気分的にはこっちのほうが嬉しかったです。キリン堂って関西メインに展開するドラッグストアでした。全然知りませんでしたが儲かってる会社のようです。
さて、本日のセミナーのメインは5月の下落の分析でした。5月は元々ヘッジファンドの決算月なので下落するのは当然なのですが、昨年と一昨年とが1200円の下落だったのに対して今年は2000円という大幅な下落が起きました。それは、今年はヘッジファンドの決算の売りとほかの運用者などの売りのタイミングが同じになったからだそうです。このあたり、眠くて朦朧としてたのであまり記憶が残ってませんが(何をしに行ったんだか・・・)、そこにきてジェイコム君みたいな大金を持った一般人が日経平均の5分足と先物とを一緒に見ながら機械的に売り買いを入れるので、ヘッジファンドの売りで下がって短期デッドクロスしたところでさらに売りをしかけ、一般の人がビビッて投げるという悪循環だったそうです。
ただ、5月決算のヘッジファンドは5/20までに売らないといけなかったので、そこはもう過ぎてしまったし、売ったらまた次の決算で結果を出すために買ってポジションを作らないといけないから、売り手がいなくなれば自ずと持ちなおすでしょうって感じの話でした。商品相場が下落してたのもヘッジファンドの決算売りに大きく起因してるようです。5月と10月はヘッジファンドの決算売りがあることを念頭に置いて、下がってもいいようなポジション作りをすることが重要だそうです。
一年間の流れってすぐ忘れてしまうので、手帳とか何かにちゃんと書いて忘れないようにしなくちゃいけませんね。
日本の企業業績はいいので、上昇トレンドの中の調整だと思って弱気にならず、下がったら買いだと思って強気でがんばれってことでしたよ。そうなることを私も祈ってます。