今年の初観劇

先日、宝塚仲間に声をかけていただき、シメさんとわたるくんがゲストの日の「DREAM TRAIL 〜宝塚伝説〜」を観てきました。鳳蘭さん、安奈淳さん、初風諄さんといった往年のスターと、私がもっとも観ていたころのスターと、最近の退団者、そして数人の現役生とが出演するショーでした。どんな内容かもよくわからないまま観に行ったのですが、これがとてもわくわくドキドキする心ときめく舞台でした。よく知っている人、よく知っている歌が多く、また若い人から往年のスターまで、みんながみんな、すごい輝きを放っているんです。宝塚って本当に年齢が関係ないんだなって思いました。シメさんも何曲か歌い踊ってくれましたが、タキちゃんの歌をバックに燕尾で踊ったり、シメさんがトップだった頃に一緒に舞台に立っていた星組メンバーと同じステージに立っている姿を見ると、嬉しくて仕方なかったです。
そして、ラストに「すみれの花咲く頃」を全員でアカペラで歌ってくれました。これが、びっくりのすばらしさ。何重唱だったんでしょうか。20人くらいの出演者が、多いところではほぼ全員が違うパートを歌っているんじゃないかと思うくらい、音が重なり合っていて、オーケストラのようでした。音階があって、輪唱みたいに歌いだしがずれるところがあって、そういうのが複雑に織り成すアカペラ。とてもきれいで重厚ですてきでした。
昔、宝塚を見始めた頃は、宝塚のテーマ曲の類はあまり好きじゃなかったのですが、いろいろ観て行くうちに、永遠に歌い継がれていくような歌だと思うようになりました。「すみれの花咲く頃」「宝塚わが心のふるさと」とかね。ほんとにいい歌です。
今年の観劇二回目はまだ計画していませんが、観たいものはいろいろとあります。行くチャンスがいっぱいありますように!