スリー・ベルズ

土曜日にパルコ劇場で「スリー・ベルズ〜聖夜に起こった3つの不思議な事件〜」を観てきました。音尾さんが出演していることでももちろん注目してましたが、この作品の”作・演出・出演”の後藤ひろひとが結構好きなのです。結構・・・というか、かなり好きです。
タイトル通り、クリスマスのお話です。三つのストーリーが同時進行していき、ラストシーンで融合します。うまい作り方だし、出演者も味があってすごく楽しかったです。世界の車窓からでおなじみ石丸謙二郎さんが意外な身体能力を発揮して驚かせてくれたり、佐戸井けん太さんもそこにいるだけでなんだかおかしく。後藤ひろひとのちゃめっ気たっぷりトークが冴え渡り。おじさんズの魅力全快でした。あ、後藤ひろひとは見た目ほどはほんとはおじさんじゃありませんが。
そしてびっくりしたのが岡田浩暉。ミュージシャン役で、ギター弾きながら歌うのですが、これがめちゃめちゃ上手くてステキなんです。なんでこんなに歌えるんだろうと思ったら、歌手活動してる人だったんですね。「To Be Continued」(無期限活動休止中)のボーカルだそうで。グループ名だけは知ってましたけど、メンバーも歌も全く知らなかったので、たまに「ケンミンショー」に群馬県民として出てくる俳優としか思っていませんでした。。。
われらが音尾さんは詐欺師役で、大物俳優の団時朗さんとからみまくりで大活躍でした。団時朗さんといえばその昔「帰ってきたウルトラマン」でしたね。
ラストシーンは一気に感動の渦に巻き込まれ、クリスマス気分を味わい、なんだか気持ちよくなって帰路につきました。やっぱり後藤作品はいいなぁ〜。