参考になる本

先週図書館で借りた本です。

うおつか流台所のリストラ術―ひとりひとつき9000円

うおつか流台所のリストラ術―ひとりひとつき9000円

イギリス式月収20万円の暮らし方

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すごく参考になりました。とくに台所リストラ術は乾物の利用方法とか、常識にとらわれない料理方法とかが目からウロコ。おばあちゃんの知恵だとか常識的な下ごしらえとかそういうのは古い知識が多く、食材そのものが変わってきているんだからかならずしもそういう知識が正しいわけではないのだそうです。
たしかにお米の研ぎ方は米の精米技術が進化した現在では研ぎすぎないほうがいいと言われているし、野菜からはアクが減り、乾物は戻しやすくなっているし。調理するものの変化に調理方法がついていけていないのかもしれませんね。
私自身、といだ米に熱湯をいれてすぐに炊くという荒技をあみ出しています。あっという間に炊き上がるしシンも残らずおいしく炊けてとてもいいと思うのですが、誰に教えても実践してくれません。米は水に浸水させてから炊くという固定観念があるからなんでしょうね。でも、常識よりも自分の感覚や経験を信じることが大切なんだなとこの本を読んで思いました。

パンの耳を安く買ったら干してパン粉にして、それに水を加えてフライパンで焼いてまたパンに戻す「パン粉パン」っていうのが面白そうでした。フードプロセッサーとか持ってないので我が家ではできないんですけどね。
あと、スキムミルクをお湯にとかしたものでヨーグルトを作れるんだそうです。牛乳じゃなきゃ作れないと思ってましたが違うようです。
ほかにも真似したい技が盛りだくさんでワクワクしながら読みきりました。