梅田でB級グルメ

10/31は朝9時過ぎに兵庫県伊丹空港に着きました。まず朝食に空港内の「551蓬莱cafe」で豚まん(160円)を食べました。いままでもらったりして食べてもそれほどおいしいと思わなかったけど、蒸したてを出してもらったらこれがとってもgood!酢+醤油+からしをまぜたものをつけながら食べました。安いしおいしいしいいですねー。

それから大阪の梅田へ向かいました。おめあては阪神百貨店B1スナックパークのイカ焼。早めの時間だったからか4人くらいしか並んでなくてすぐに買えました。147円だったかな。手のひらサイズの薄いイカ焼はペロッと食べちゃいました。おなかにたまるものを想像してたのでホッとしました。まだまだ食べ歩くつもりでしたからね。写真は両手がふさがっていたのでありません。
そのあと地下街をウロウロ。わかりにくくてさまよいました。串カツを食べようかなーと思っていたのですが、いざ店の前に着くとなんだか入りにくい雰囲気。ウロウロ迷っていたら東方美人というお店に出くわしました。これは前回梅田にネギ焼を食べにきたときに見つけたお店なんです。そのときはおなかがいっぱいでとても食べられる状態じゃなかったのでスルーしましたが、いまならおなかにバッチリ余裕があるぞ!と即注文。小さめのマンゴーシャワー(カキ氷)を注文しました。すごくおいしかったですー。でもお客は私以外はいませんでした。秋だから?

そのあと「たこ六」というタコヤキ屋さんに入りました。1個(58円)から好きなだけ注文できるというスタイルだったので5個注文。明石焼風にお出汁がサービスで付きました。これも写真なし。撮りそびれました。
それから、阪神百貨店に入っていた京都北山のケーキ屋さん「マールブランシェ」のcafeに入りました。紅茶とケーキ。すごくおいしかったです。ふかーい味のチョコの味が高級感ありました。ただ、とっても甘かった。1個で限界って感じですね。いやでもほんとおいしかったです。

それから阪急電車に乗って宝塚へ向かいました。宝塚バウホールで16時からシメさん(紫苑ゆう)のリサイタル。これ、とっても感動しました。なんだかね、全身がずっとビリビリ痺れちゃうんです。こんな経験ってなかなか無いことですよ。魂のこもった歌や演技って体の深いところにちゃんと響くってことなんでしょうね。2部構成になっていて1部は愛を失って滅びてしまった国(=今の宝塚を暗に示しています)を憂い、愛の素晴らしさを伝えるというようなストーリー仕立てになっていました。2部はシメさんが過去に演じた役の歌やショーの歌と、シメさんが退団後に上演されたエリザベートからも3曲。エリザベートを演じられなかったのがとても心残りだと言ってましたが、シメさんが歌ったトートの歌を聞いてわかったことがあります。トート役ってこんなにおいしい役なんだってこと。いままで宝塚で演じられた誰のトートであっても、全然掘り下げ方が足りないんだってこと。エリザベートは作品自体が面白いからそこそこの演技と歌でも楽しめるんだけど、それに甘えていると折角の役の良さを出し切れないんだなって。シメさんのトートを見て、内野聖陽東宝ミュージカルのエリザベートで演じたトートを思い出しました。あのときの内野さんはミュージカル初挑戦だったから歌は結構下手だったんだけど、トートがいつどこでエリザベートに惹かれたのか、この場面ではどんな思いでいて、こっちの場面では何を感じているのか、ほかのトート役者が素通りするような細かいところを丁寧に表現していました。本物の役者を見た気がしました。シメさんのトートはジェンヌやジェンヌの卵たちへのメッセージなんだなって思いました。誰もが納得するような演技をするだけじゃなく、観る人の予想を上回るような演技ができるまで役と向き合って突き詰めていってほしいというシメさんのメッセージ。シメさんの想いを受け取って、シメさんに追いついて追い越していく、魅力あるジェンヌが育っていってくれるように、私も願っています。