夏休みの思い出

ちょっと前の話ですが、夏休み中に石川県の松任というところに行ってきました。有名な金沢からそんなに遠くない場所にあります。松任俳人・加賀千代女(かがのちよじょ)を生んだ俳句の里としても知られるそうで、その為か、駅の前には文化施設を集中させて文化の町として知名度を高めようという動きがあるそうです。中川一政記念美術館、松任ふるさと館、千代女の里俳句館、松任市立博物館などが駅周辺にあり、巡って参りました。千代女ってすごく有名だそうですが、恥ずかしながら私は全然知りませんでした。「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」という代表句だけはかろうじて聞いたことがありましたが。。。俳人というのはほとんどが死後に評価されて有名になっているのですが、千代女は生きている間に有名になって活躍した稀な存在なのだそうです。俳句館で見ていると、とても興味がわきました。
写真は「松任ふるさと館」の本庭です。築山池泉廻遊式庭園というお庭で、庭石と石灯篭が非常に有名なんだそうです。大きな石といろいろな形の灯篭を見ることができます。平日だったのでほとんど貸切状態で見て廻れました。