2010年初観劇

前回の日記からずいぶんとサボリました。先週金曜から風邪の症状が出て土日は小康状態。月火で急速悪化し水曜は会社を休んで一日中睡眠。この休養が効いたらしく木金で急速に回復。そんな一週間でした。今回鼻水が酷くって、5分とおかずに鼻をかまなきゃいけないような状態。鼻の下はカサカサで、頭痛もしてくるし、腹筋使うから疲労してくるし。ここまで鼻が出る風邪は初めてです。ほんとに辛かったです。
さて、そんな中、木曜は観劇に行ってきました。「King of the Blue」というロックミュージカル。
宿命を背負った鬼と人間たちの壮絶な戦いと悲劇。演出を上島雪夫が手掛けたというところに興味を持ちました。テニスの王子様をミュージカルで表現した人物ですからきっと面白いものを見せてくれるのではないかと思ったのです。メインキャストは和泉洋平・鈴木亜美加藤和樹大河元気。和泉洋平はレ・ミゼのマリウスが印象深い役者さんです。スタジオライフの山本芳樹くんにちょっと似てます。永遠に少年役ができる雰囲気ってところが(笑)。
鬼族西家の長・白虎(和泉洋平)と鬼族東家の長・蒼龍(鈴木亜美)の悲恋が中心に描かれる物語なんですけど、北家の長・玄武役の加藤和樹、南家の長・朱雀役の大河元気が非常に目をひく存在でした。加藤和樹はとにかくかっこいいです。すべてを超越したような存在感。アクションとかダンスのポージングとか、動きが非常にサマになるのです。
そして、大河元気。雑誌でしか見たことがなかったのですが、登場した瞬間に目が釘付けになりました。かもし出す雰囲気がタダモノではありません。火を操る鬼として赤い衣装に長髪の鬘という姿だったのですが、どこか女性的な雰囲気を持ち、感情の起伏が激しい人物を熱演していました。例えるなら早乙女太一みたいな、ほかの人とは違う、特別な空気感がありました。
ダンスシーンはエリザベートでいえば「トートダンサーズ」のような「鬼ダンサーズ」がいました、彼らの群舞がとてもかっこよかったです。ここがひとつの見所でした。振り付けがよかったです。

ヒロイン役の鈴木亜美はお人形のようにかわいかったです。演技もなかなか。でも歌がミュージカル的な歌い方じゃないんですよね。今回のキャストにはそういう歌い方をする人が何人もいたのでちょっと気になりました。