たとせか

たとせか

映画「たとえ世界が終わっても」を見てきました。8/25-9/14までの三週間だけ渋谷のユーロスペースで毎日一回夜9時から上映されていました。安田さんが出ているのでどうしても見たくて、最終日の今日になってやっと行ってきたんです。このミニシアターは渋谷の東急本店のすぐ近くのラブホ街にありました。友達誘っておいてよかった。やっぱり一人で行くような場所じゃないです(別に危険ではないけど)。
上映前に予定外の舞台挨拶がありました。出てきたのはプロデューサーと監督。お知らせしたいことがあって急遽挨拶に立ったということでした。監督は「今日最終日だということで来てくださった方には悪いニュースかもしれませんが」と前置きし、9/29から一週間アンコール上映が決まったこと、大阪・北海道・名古屋での上映がそれぞれつい今しがた決定したということを話してくれました。連日、全国からこの映画を見に多くの方が訪れたんだそうです。毎日立ち見も出るほどの盛況ぶりで、映画館には「東京でしかやらないんですか」という問い合わせが数多く寄せられたそうです。
今日なんて最終日だということであまりにも多くの人が来てしまったため、急遽隣のシアターにもお客さんを入れて2スクリーン同時上映となったそうです。こんなことはまず無い出来事だということで監督は満面の笑顔でした。

お客さんの多くは安田さん目当てみたいでした。安田さんの起用は大成功だったようです。良かった良かった。
映画はとても良かったです。安田さんは肺ガン、ヒロインの芦名星さんもガンという役ながらも、あたたかい気持ちが湧き上がってくるシーンが多く、印象的でした。安田さんの笑顔が優しくて優しくてすごくいい人で、気持ちが良かったです。死にかけてるような人だから元気はあんまりないけど、そこに至るまでに負の感情を乗り越えてきたんでしょうね。いまは誰に対しても優しい気持ちが全面に出てくる。そんな人物でした。安田さんじゃないとできないなぁ〜。とほんとにそう思いました。

オススメの映画です。