東京宝塚劇場にて

雛壇

会社終わってダッシュで日比谷へ。駅から必死で走って席についたら2分で幕があきました。実は劇場入ってすぐのところに雛かざりがあったのですが、帰るときにようやく気付いた私。小林一三翁の胸像と一緒に写してみました。

さて、今日観に行ったのは宝塚星組ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-」。何回も再演されてる作品ですが、今回はかなり変更があり、追加の場面やら追加の歌やらもがありました。2幕構成で今までは1幕が終わるまでにフランス革命があってオスカルとアンドレバスティーユの戦闘で戦死してたのですが、その場面が来ないうちに1幕が終了。休憩中友人と「2幕はどこから始まるんだっけ?」「衛兵隊の訓練の場面?」「スウェーデンのフェルゼンの場面?」とか予想してました。2幕が開いたらすぐにフェルゼンの家にジェローデルが訪れ「オスカルは戦死しました」と言うではないですか。え?バスティーユがないベルばらなんて前代未聞じゃない?とものすごく衝撃を受けました。でもジェローデルの回想という形でちゃんとあったのでホッ。ただし、オスカルとアンドレの場面はかなり割愛されててアンドレの目が見えなくなってしまったエピソードもなく、だからアンドレの死ぬ場面でオスカルが叫ぶ定番台詞「見えていないのか。何故ついてきたー!!」という絶叫もなく、ちょっとさびしかった。
あと、フィナーレでやはり定番のオスカルとアンドレを演じた二人のダンスがありました(オスカル役の人はもちろんドレス姿)。この場面でもやはりびっくりなことが。アンドレのパートは今回の主役のフェルゼンが担当するのはまあわかります。でも相手がオスカルでもアントワネットでもなく。。。
ジェローデル!!
この組合せを考えたのは一体誰なんでしょ。私も友人もあまりに思いがけない配役だったのでオスカルの人が急に舞台裏で倒れて代役がでてきたのかと思ったくらいでした。ダンス自体は良かったですよ。でも見てる間中「何故?」とはてなマークが頭の中を駆け巡ってました。