「白夜行」観劇

白夜行

スタジオライフの「白夜行-第一部-」を観てまいりました。途中10分の休憩を挟んで3時間、息詰まるミステリーを堪能しました。ある男が刺し殺されるという事件を発端に、被害者の息子と容疑者の娘の全くつながりがないようでいて、背後で強く結びついているような様々なエピソードや事件や犯罪が起きていきます。そして12月の第二部公演でその謎が解き明かされることになります。
物語は1973年から始まり19年後の1992年が現在、ということになるようです。この時代、パソコンが普及しはじめ、お金は通帳ではなくカードでおろせるようになり、ファミコンゲームがブームになり。。と、そんな時代背景に沿った犯罪が次々に起きていきます。
第二部も同じ位の時間やるとしたら、この作品は6時間近い大作なんですねぇ。原作本も劇場で売っていましたが、すごく分厚い文庫本でした。終演後に友達とどの事件は誰がどういう動機で起こしたんじゃないかとか、誰と誰はどういう関係でこの人はこの人をこういう感情で見ている、などと散々議論しまくってきました。普段はあまりそういうことを友達と話したりしないのですが、この作品はそういう話がしたくなるような謎に満ちていました。
重かったけど、もう一回観たい舞台でした。ダブルキャストのもう一方も観てみたいですが、キャストのキャラが全く違うので、話の印象もガラリと変わった感じなんじゃないかと思います。
12月が待ち遠しいなぁ〜。第二部観終わったら原作読もう。。。